平重盛1138〜1179
 平清盛の長男。平家物語では父の平清盛に対し、温厚柔和で冷静沈着な理想の男性像として描かれています。重盛は文武両道に長けており「清盛が死んでも、重盛さえいれば平家は安泰だ」と言われるほど高い評価を得ていました。しかし、重盛は病に倒れ41歳という若さでこの世を去ります。父(清盛)の後を継ぎ、平氏支配の中心人物となるはずの重盛の突然の死は、実質的な平氏支配の崩壊を意味していました。その2年後には父清盛が、さらに4年後には壇ノ浦にて平家は滅亡することになります。
北淡海・丸子船の館 〒529-0721 滋賀県長浜市西浅井町大浦582
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