平清盛11181181
 清盛は武士として始めて政権を握った人物です。平氏一族を朝廷の高位につけ、自分の娘を天皇の妃にして、「平氏に非ずは人に非ず」というほどの大きな独裁的権力を持ちました。武士でありながら、その政治は貴族的であり、暮らし振りも貴族に負けず劣らず華やかなものだったそうです。
 そんな平氏の支配も息子「重盛」の病死により大きく揺らぐことになります。平氏のへの権力集中(独裁)や貴族化を良く思わない朝廷や武士たちの反感が高まる中、源頼朝が兵をあげ、平氏を脅かし始めると、後継ぎを失った平氏は急激にその権力を失い始め、清盛自身も病に冒されてしまいます。清盛は死の淵に「葬儀の必要はない、ただ墓前に頼朝の首を供えよ」と言い残したといわれています。
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